そのスペックに、クリエイティビティはあるか。

スペックにのめり込むほど大好き♪

僕はお金があったら新車のポルシェが欲しいです。でも、サラリーマンがエントリーモデルで1200万円を超すポルシェの911を新車で購入すると言うのはかなりハードルが高いことのはずです。ですので僕は好みの車の中でいかに下取りの高い車を選ぶかにはかなりこだわってきました。

経験から言ってあらゆる車の中でもっとも値落ちしない車はポルシェ911だと思います。フェラーリでもうまく乗り継げましたが一時期はプレミアが高いためリーマンショックのようなことがあると一気に下がったりしました。かく言う僕もフェラーリ360モデナを売る時にちょうどリーマンショックが来て1500万円で買った車が安いところでは700万円超す程度と査定されました。

その後については色々ありましたが、今回は今からポルシェを中古車で購入されようというお方に参考になればと思ったことを書かさせていただきます。

基本的に僕は車を選ぶ時には市場での人気と中古車相場、新モデルのリリース状況などをチェックして1、2年先の車の買取価格を予想しながら車を選んできました。もちろん、衝動的に飛びつくようなこともありましたので、最後は勢いがないとスーパーカーには乗れません。

経験から言ってポルシェの中でも特にターボやGT3のような役物は中古になっても価格の下がり方が低いです。そのため、最初は高額でも後から返ってくるお金が大きく結果的に車を安く買ったことになります。

ただし、GT3などはあくまでサーキット走行を前提に作られていますので普段乗りには向きません。2人乗りですし、足回りも硬く乗り心地が悪く、車高も低いためよく下を擦ります。そのためポルシェを目指す全ての人の目標にはならないと思います。多くの人は快適さとポルシェらしい爽快なドライブをイメージしてポルシェを検討すると思いますのでその人にあったモデル選びが大事だと思います。

今回はそのことを踏まえた上でサラリーマンにとって最適なポルシェ選びについて書きたいと思います。

997カレラS前期のすすめ

3.8リッター、355馬力、1440kg、996ターボのブレーキと同じ330mmのブレーキディスク

僕が今から911を買うとしても絶対中古車にします。理由は価格の割に最新の国産スポーツカーに負けないパフォーマンスを持つからです。ポルシェ911の中古はカーセンサーなどを見ていただいても星の数ほどあるように見えます。その中で最もおすすめするのは997カレラS前期モデルです。

997前期カレラS ティプトロモデルは600万円前後であります。2004年から2007年まで販売されていますが、996と違い従来のポルシェ911の丸いライトになっておりリアを見ない限りは今の991とも簡単には見分けがつきません。また、1番新しくて10年落ちですが走行距離が2、3万キロのものもちょこちょこあります。ポルシェといえばマニュアルもしくはPDKという方が多いと思いますが、まずマニュアルはかなりものが少なく仮に見つけたとしても100万円ぐらい高くなります。またPDKは後期からですが初期のPDKはハンドルにあるプッシュ型のボタンで操作するなど、今のPDKに比べると使いにくくあまりお勧めできません。それなら最終の完成系のティプトロニックSの方が安定性は高いと思います。

ちなみにカレラとカレラSなら断然カレラSになります。馬力などの違いもありますがSという役が(ポルシェではGT3などの希少車を役物と言います。)後々の下取り価値に影響してくる可能性を考えてです。

欲を言えばカレラ4やカレラ4Sですが、これは予算との兼ね合いです。基本的には役が一つつくたびに100万円づつ高くなると思った方が無難です。また、僕もそうでしたがポルシェといえばRRだという方も多いと思いますので僕としては997前期カレラSティプトロニックが一押しになります。

ちなみに、997カレラS前期のスペックは今年の年末発表予定の次期スープラよりも優れます。

3リッターターボハイブリッド、340馬力、1500kg、予想価格 800万円

これだけ見ると997カレラSの方が優れていますが、国産が好きという方、最新の車に乗るという意味ではこれだけでは比較できません。

997に関して僕の経験は2007年にフェラーリ360モデナの後に購入した997GT3前期です。

印象はとにかくめちゃくちゃ速い車でした。ポルシェのデータではニュルのタイムは今のGT4の方が速いそうですが記憶にある印象では997GT3の方が速かったです。それも危なっかしい速さです。いいところはなにかと聞かれれば速いことと答えますし、欠点はと言われると速いことと答えます。特に低速トルクが弱く一般道で普通に走らせるには1速、2速で5000回転近くまで回して後は勢いにのって流すような感じです。坂発の時によくエンストもしました。

ちなみにこの997GT3の時にネズミ捕りに捕まって免停になった経験もあります。速い車と思って調子に乗っていたのは反省点ですが、ゆっくり走らせるのが難しくそういう意味ではスピードコントロールが難しい車でした。

997前期と996の違いはフロントの見た目だけではなく電子制御の充実もあります。996からPSMという姿勢制御装置が付いています。サーキットを走った時には2回ぐらいスピンを防いでくれましたが、996の頃のPSMは0か1と言われコーナーリング中などにオンになるとアクセルを踏んでも加速してくれません。セーフティモードになるようでした。それが997のPSMは多段階になりもっと乗り手の意思を組んで0、1ではなく介入の強弱をつけてくれるそうです。

いかがでしょうか?これまでの経験を含め初期費用を抑え後の下取りのことまで考えての選択です。ご参考にして頂ければ幸いです!

たまにはスペックのことも思い出してあげてください

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  ↓  ↓  ↓
このあいだ「タイトリストNEW VG3ドライバー」を試打してみて、
「これ、買う!」とか書いてしまいましたが、やっぱ買いません。
ごめんなさい!

実は私のエースドライバーは
「リョーマ D-1 MAXIMA + ワクチンコンポGR50」という鉄板の飛距離を誇るスペックなのですが、
あきらかにそれより飛んで、
あきらかにそれより打感が心地よく、
めちゃめちゃカッコよく、
リョーマとほぼ同程度のミスへの許容量のある地クラブドライバーが
見つかってしまったからでした。

それが「GTDゴルフプロダクツ」のGTDドライバーです。

昔、お世話になったゲージデザイン(とジョージスピリッツ)の主宰であり、メインデザイナーであったジョージ武井さんから紹介され、試打クラブをお借りして、
そのカッコよさにクラクラしたものですが、

…と同時に!
ブログに紹介したいけど、
もしそれほど飛ばなかったら…あまり性能がよくなかったら…
「オレ、ブログで社交辞令とか嘘とか書かなくちゃいけなくなるかも…」

と危惧していたのですが、
そんな心配、どこか100万光年の遥か彼方にぶっ飛びするどころか、
これ、マジ、世の中のドライバーの最高傑作じゃね?
って感じで、今、興奮しながらこれを書いてます。
(いや、マジ、すごいって、このドライバー)

正直、このドライバー
地クラブの傑作。飛距離と打感のバケモノだと思います。
リョーマ D-1 MAXIMA + ワクチンコンポより、明らかに+5Yは飛びますし、打感もコントロール性能も、あらゆる面で凌駕しております。(方向安定性はほぼ同じ)

試打して、その飛距離(おそらく日本一)と、
安定性(リョーマと同じくらい)と、
カッコよさに惚れ込んで、
ラウンドして、OBどころかフェアウェイキープ73%出して、
(セカンドいつもウェッジなのでバーディーも3つ出して76で上がって)

11万円もするクラブでしたが、
ラウンド終了後、即座に購入いたしました。
迷いなんか、一切ありませんでした。
そして、一瞬にして、エースドライバーに昇格してしまいました。

「やっと出会えた」って感じですかね。
もう、ぞっこん。
(他のドライバー打っても、もう面白くもなんともないのよね。そのくらい)

試打した時のスペックは
ロフト11度(というか可変式なので1ヘッド)
シャフトは、バシリウス社の開発スタッフが独立して立ち上げた会社の超話題の高弾性シャフト「ラナキア(Lanakia)」の飛距離系KanaloaのSRシャフト(52g)の45.5インチ。
↑このシャフトも飛びますね。クセのない中調子でやっぱりバシリウス(特に紫色のFiammaフィアマに似てます)先端も走るけど、当たり負けせず、シャフトの重みもボールに伝わる感じ。
「軽いのに、しっかりしてて軽く感じず(だから暴れず)でもHSはやはり出る」という感じ。
総重量は300g。ヘッドは1種類のみで、ロフトはほぼリアルロフトと同じ。カチャカチャ機能つきで9度、9.5度、10度(標準)、10.5度、11度に可変(9度と11度以外はライ角+1と0の両方が選べます。つまり8ポジション)
フェース角は-1度でほぼ標準的な顔つきのまま、出玉方向や左右のスピン量を変化させずに、ロフトだけで打ち出し角の調節ができます。
顔つきは、名器JBEAM FX BM435やバルド 8c craft、オノフ黒シリーズのような、ほんの少し小顔でディープフェースの「叩きたくなる顔系」(でも洋梨ではない。丸顔)。けれども、それら叩き系ドライバーのような精悍な顔だちと、それら以上の飛距離性能を持ちながら、《圧倒的なやさしさ》と、ミスへの許容量があるところがすごい!(ミスの許容量はリョーマと同程度)

で、
《打感》もまた最高傑作級。多くの方に好まれる「バメシッ!」という音と爽快感を持ちながら、テーラーメイドのような硬さはなく、まるでフェース全面がスイートスポットであるかのような「吸い付くような柔らかさ」と、直後のバネのような高初速、弾き感が味わえます。

捕まり具合は「ほぼ標準」。曲がり幅は確実に狭いですが、曲げたい方向へのコントロール性能は高いです。
弾道もまた「標準」で、9度なら9度なりに、11度なら11度なりの打角で飛んでいきますが……
フェースの芯で捉えた時はJBEAM FX BM435と同程度の飛距離ですが、フェースのやや上部(スイートスポットのちょっと上)で上手く捉えた時は、
高弾道のボールが飛び出して、しかも驚くべき低スピンボールとなり、いわゆる「ビッグボール」のご褒美が待ってます(飛距離計測が毎回楽しみです)

驚異的な飛距離の秘密はクラウンのスプリング構造にあるそうです。
バネのようにたわんだヘッド(特にクラウン)の戻り反動で、低スピンでぶっ飛びます。

JBEAM FX BM435を愛用したかったけど、ちょっと難しすぎた…。オノフの黒やブリヂストンの小顔が好きだけど、あと10Y以上は飛ばしたい…というような方におすすめです。
(つまり私です)

少なくとも私は、
これ以上飛ぶドライバーを(高反発ドライバーをふくめ)これまでに打ったことが一度も…う?ん、ないなぁ。

これは自信を持っておすすめできるなぁ。

あー、ちなみに平均飛距離240Yくらい、いつもは当たると250Y~260Yちょいくらいの私(HS43)ですが、はじめのラウンドから272Yが出ました!(かなりフォロってたけど。でも高弾道だから)220Y台はゼロでした。
(おかげでセカンドはいつもウェッジで3バーディーの76)

叩くことに不安がないどころか、
「叩くのが楽しくてたまらない」という感じなんですよね。

これは間違いなく傑作ですな。
JBEAM FX BM435を、
・もうちょっと飛距離を伸ばして、
・めちゃくちゃやさしく高弾道にして
・打感も改良して
・カッコ良さは200%UP
って感じの「叩きたくなる系」ドライバーです。
【追記】
ニューモデルのGTD code-kドライバーを試打しました
(というかもう使ってます!)
ぶっちゃけ、さらに飛びます。しかも、こちらのほうが「楽」

↓韓国女子ナショナルチームのメンバーも試打してます。
打球音はこんな感じです。

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