そろそろ二宮くんにも答えておくか

官僚が二宮くんの息の根を完全に止めた

背中から胸に向かって回された腕、指が唇に触れたかと思うと今度は、股間をまさぐられる気配がして二宮は目を開いた。
「あ……れ?」
あんなに遠く感じられたテーブルがやけに近い。広々とした空間はいつも見てるみたいに視野に収まり、しっくりくる。
もっとよく見たくて、半身を起こしソファから離れようとする二宮の身体を、後ろから抱き締める腕に遮られて再び寝転ぶ体勢に戻った。
「大野さん」

「おかえり」
鼻先を肩に埋め、ぎゅっと抱き締められる。
胸の前でクロスした指に指を絡めると、二宮は薄く目を細め、その指に音のない唇をつけた。
「リーダー、俺」
言って肩越しに振り返る。
すると勢いよく奪われた唇。
食われるってくらいの熱いキスだった。割り込んでくるリーダーの舌が問答無用に絡んでくる。
そして全てを理解する。

……ああ、この人。

俺だって気づいてたんだなって。
横向きだった身体を反転させて向き合う。笑ってるんだけどリーダーの目尻が、涙で光る。
「けど残念だな。犬のお前も良かったのに」
鼻をすすりながら言う。
「キャンキャンうるせぇしさ、股間は殴ってくるわ偏食するわでまんまお前だった。けど、お前だったから俺は、可愛くてたまらなかった」
そう話すと、大野が強く抱き締める。
まるで再会を喜ぶみたいに、強く抱擁してくる身体が俺にしか分からない強弱で、小刻みに震えてた。
そっと背中に腕を回す。
「ね、どっちの俺が好きだったの?」

「どっちもうっさいかんなぁ~」
俺の飼い主は、分かりやすいくらい嘘が下手で。
「へぇ。だったらまた犬に戻ってやるよ」

「バカ、やめろ。冗談に聞こえねぇって!」
そして、優しくて泣き虫な人。
手のひらで頬を挟み引き寄せる。離れていた時間を取り戻すみたいに、夢中になってキスを繰り返す。
だけど、気になったことが一つある。
「俺だって分かってて、よく手を出さなかったね」

「だって犬襲うとかさすがに出来ねぇし。第一、お前の小さいソコに俺の挿んねぇだろ。デカすぎて」
自慢か。
「けど、今なら出来る」

人間だろうとお前のマグナムぶち込まれたら壊れるに決まってるよ……そう言いかけて黙った。

額とか鼻筋に、身体の隅々に俺を見つけてはキスの集中砲火を降らせるこの人に、何も言えないよ。
「ふふっ、似合ってる」
首にクルリと巻かれたリボンを、指で弾く。
「クチンッ!」

「目が覚めたら裸だったからビックリしたぞ。ほら、もっとこっち来い。温めてやる」
どっちだろうとリーダーの胸は温かい。二宮は胸に顔を押し当てて、耳心地のいい鼓動に瞼を閉じた。

楽屋に入ろうとして足が止まる。
ドアノブを開ける直前に深呼吸を繰り返した。中から相葉の騒ぐ声に混ざり、笑い声が廊下にまで漏れている……よし!
「あの、」

「あ、ニノじゃん。お帰り!」
緊張感に捕らわれた自分と打って代わり、メンバーの様子はいつもと何も変わらなかった。

責めるでもなく問い詰めるでもなく、ただ普通に俺に対して笑顔を向けてくる。逆に俺はというとドアの入り口でポツンと浮いてる状態。
「なぁ、あの犬いつから飼いだしたの?」
櫻井が聞いてくる。
「そうそう、俺も聞こうと思ってた!あんな小さいの飼ってたなんて知らなかったぞ?」
言いながら、相葉が肩を組んでくる。
「また用事とかで留守にする時あったら、預かれる日が合えば調整して面倒みるから。遠慮しないでね」
嬉しいけど、松本の寝言が頭を過る。
チラリ視線を向ける。何食わぬ顔で弁当を食ってるリーダーにピンとくる。何かしら知らないところでフォローを入れてくれたに違いない。
「ニノ、ほら?」
ずっと長いこと触ってなかった携帯。
「ああ……ゴメン、翔ちゃん。ありがとう」
中を開いてみる。
するとLINEに未読が数十件あって、
その中の『大野智』をタップして開いた。
3月15日(水)

『マジで心配してる』

3月16日(木)

『頼りないかもしんないけど、何でも相談に乗る』

3月17日(金)

『お前が心配で眠れない』

3月18日(土)

『今どこにいる? 早く会いたい』
日や時間を追うごとに、切羽詰まったような危機感が伺える。彼なりの想いに胸が込み上げてくる。

傍にいると分かるまでのことを考えたら、気楽に「はい、大成功。俺が犬だよん」なんて言えない。
既読をつけた画面に新しく文字を入力しようとした時、いきなり隣からビッチに襲われた。
「じゃあ、二宮くんに1週間分の愛をあげる」

「うふふ。何なのもう……」

ガシッと俺の弱い首回りを掴み、いきなり床に押し倒してきたと思うと、四の字固めの刑を食らう。
「痛たたたたた!ちょっ、ギブギブギブ……」

「何がギブなのか言ってごらん?」
チッ、コイツ。
隙をついて反転し、馬乗りになった状態でベルトに手をかける。シュルンとパンツごと一気に脱がす。
「あっ、ちょっ!こらこらこら!」
ぐっちゃぐちゃに丸めたズボンを野球で鍛えた豪腕で「フンッ!」と遠くまでブン投げる。
すると前屈みでアソコを隠しながら、相葉がコソコソ拾いに行く。
「くそぉ、お前なんか犬に……っ!」
言いかける相葉の口を、大野が阻止する。
と同時に、二宮の携帯にLINEが入った。
3月22日(水)

『パズドラがなくても生きていけるけど、リーダーが居なくなったら生きていけない。俺で良かった』

既読 午後2:47
『ニノが犬になったら可愛いと思ってた。けど本当に犬になるとは思わなかった。ごめんなさい』

午後2:50
食い入るようにして画面を読む。まさかと思いつつ正面に立ってるリーダーを見た……顔の前で必死に両手を擦り合わせている男に、二宮は笑った。
おしまい

21世紀の二宮くん事情

目の前にある 自分のやるべきこと全部終わらせてきたよ!
ハードやったぁーー鬼やん??
だいぶ働いたので、明日お休みいただきました?
ィヤァッタァーー\( ?o? )/
昨日?一昨日か?
大好きな大宮っていう事で、ムテキのメイキング載せましたが
にのちゃんがぁーー
 神 (〃ω〃) 女神??
これは ムテキだ(*’▽’*)
智ーー!
にのちゃんが大変??
分かってんのか(//∇//)
そして 
翔ちゃんの鋭い視線に撃ち抜かれる
嵐さん 素敵やね
そして、にのちゃんの 綺麗さに我を忘れる
この雑誌の撮影
『明日への記憶』の収録をした後だったんだって!
このフゥワァとした 
優しい大宮が見られるあれね
どおりでよね?
この時のにのちゃん 超ー綺麗だから
↑この人と↓この人

悔しいくらい お似合い(≧∀≦)

敵うわけがない??

智くんのムテキなこと?

ずっと船に乗ってられる。
何時間でも。

にのちゃんのムテキなこと?

マジック!
やめどころが分かんなくなっちゃった。

智くんとにのちゃんだけ、
なぜか脇見せ///
『大宮さんだぞ!』って自慢やろか(*’▽’*)
  
 そして 神ーー
と言うか 衝撃だったこと!
最初 全然気づいてなかったんですけど、同じ雑誌の中に、智くんと知念くんがいた??

今も言い続けてくれてること

嵐のバックで踊りたい!一人で
『TOPSECRET』が好き

この雑誌の時も言ってて、知念くんも変わらないな?と
そして一番の驚きは
二人の会話より?
あんまり外でない

オレ、知念くんの家から近いとこらへんにいるよ、たぶん。

友だちが
近所で大野くんと二宮くんを見たことがあるって言ってました。
∑(゚Д゚)    なんですって??
思わず会話に入るゆき

えっ?あそこにはニノとは行ったことないけど‥。たいてい一人でブラブラしてるから。

で 、さっさとニノの話は終わりにしようと。
どういうこと( ̄∇ ̄)
ちゃんと説明しなさい!
あそこには‥って、どこならいるのよ
あーー妄想がぁ
大宮‥極秘が あちこちで バレてるのか
バレるわな(=^▽^)σ

忍びの国の時も、知念くん

にのちゃんの事、大宮のこと言ってたみたいですもんね
  
大宮の癒しは 神レベル

もう///素敵どうしたらいい(/ω\)

誰も 入れ込めない

ム・テ・キ?(*´?`*)??
(´?ω?`)

もう これはムテキだよね

まちがいない

ゆき☆な
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