フライパンの悲惨な末路

フライパンの失敗しない通販店舗選び、通販ショップ大集合です

妄想しています閲覧ご注意下さい

ニノちゃんのお誕生日を過ぎたら今よりもっとスロー更新になる予定でございます
年末の国家資格試験に向け自分のためにも子供達のためにも……本腰を入れて勉強したいと思います
挑む国家資格は合格率一桁の難関資格試験
生半可な覚悟では受からないと思います

お話は息抜きに少しずつホントのホントに少しずつ更新していきます
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とりあえずベッドの下に脱ぎ 捨て てあったTシャツを着た智が左手にフライパン右手でトーストにバターを塗る
「手伝うよ」

「ありがとう」

「今日は洋風なんだね」

「うん、美味しいと噂の食パン貰ってさ」

「ふふ、噂の?」

「潤とね、貰ってはしゃいでしまった」

「俺ははしゃいでない」

「えぇ、はしゃいでたよ」

「へぇ……」

2人で打ち合わせに行ってパンの匂いを嗅いで

智も松本さんもけっこう過密スケジュールだったと思うんだけど

最近忙しくて智と出かけてないから仕事とはいえまるでデートみたいで羨ましい
まぁ……
羨ましいってだけでヤキモチ妬くのは卒業した
「「いただきまーす」」
智が作る見目麗しい朝ごはんこんがり焼けたベーコンにアボカドのサラダとチーズ入りのオムレツ俺のだけオムレツにケチャップでハートが書いてある

「あ、美味しい」

「ホントだ、この食パンすごい美味しい」

「だろ?今度仕事受ける予定のパン屋の」

「そうなんだぁ」

「今日も打ち合わせ入ってんぞ」

松本さんが指差す先のホワイトボードには確かにこのパン屋の名前が書いてあった

「変わった名前の店だね」

「東京初出店らしくて、予算もでかい」

「カフェ併設だから工期も長そうだね」

「智、食べたら行くぞ、資料どこ?」

「ん、そこ、あとそっちも」

「ったく、まとめとけよなぁ」

今日も2人は同じ打ち合わせか
俺はまたここで1人事務作業1人だし作業は捗るんだけどなんだか寂しいよなぁ

「じゃ、カズ行ってくるね、ちゅ」

「//////う、うん」

「智、俺には?」

「潤にはしないでしょ」

「ケチ」

2人の笑顔を見送って玄関がパタンと閉じた

フライパンで生活の質の向上を目指す

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