二宮くん力を鍛える

いつまでも二宮くんと思うなよ

夜間出入り口から入って、でも、オレの足はピタリと止まった。
早く側にって思うのに、身体がついていかない。
こわい。
何が?
未だ深く残っているだろう和の心の傷を目の当たりにするのが。
明日からの滝沢先生が。
2週間後までの悪魔が。
「雅紀」
しょーちゃんが僕の肩を抱いて促してくれる。
促されるままに歩いて、そしてオレはソファに座らされた。
「………しょーちゃん?」
「少し落ち着いてから行こう」
「でも」
「な?」
しょーちゃんの穏やかな笑みに、オレはうんって頷いた。
しょーちゃんはちょっと待っててって、すぐ横の自販機でコーヒーを2本買った。
時間外で静かなそこに、缶コーヒーが落ちる音が大きく響いた。
「はい」
「………ありがと、しょーちゃん」
「………ん」
あたたかい缶コーヒーを受け取って、隣に座ったしょーちゃんの肩に凭れた。
色々なことが一度にありすぎて、自分を持て余す。
完全にキャパオーバー。
櫻井さんをしょーちゃんって呼んで、そのしょーちゃんとこうしていることだって、まだ信じられないぐらい、なのに。
「………雅紀」
「………ん?」
優しく穏やかに呼ばれて、少し顔を上げた。
そしてそっと触れる。
唇。
「………しょーちゃん?」
「雅紀は俺が守る。だから雅紀は、二宮くんの心配だけしてればいい」
和の、心配、だけ。
でも。
でも、しょーちゃんが。滝沢先生が何かおかしかったから、しょーちゃんが何かされてしまうかもしれない。しょーちゃんを巻き込んでしまうかもしれない。悪魔だって、様子がおかしくて。
「俺は大丈夫」
「………でも」
「俺は雅紀がここに居てくれれば、それだけでいい」
「………しょーちゃん」
抱き寄せられて、額にキスをされた。
本当に大切なもののように感じるそのキスに、状況は何も変わっていないのに、安堵した。
しょーちゃんにだけ感じる。絶対的な信頼と、この安心。
何があっても、どんなことが起こっても、しょーちゃんは僕の手を離さずに、真っ直ぐ僕を見ていてくれるって。
「………好きだよ、しょーちゃん」
「こら」
「うん?」
「………そういう不意打ちは嬉しすぎて泣けるから」
「え?」
その言葉に驚いて顔を見れば、眉毛をハの字に下げて笑うしょーちゃんがいて。
ああ、やっぱり好きって。思った。
それから何度も触れるだけのキスをして、コーヒーを飲んで、和が居るところに行った。
和のことは心配だし、滝沢先生のことも悪魔のこともある。
でもしょーちゃんが居る。居てくれる。それだけで、さっきまでとは全然比べものにならないぐらい落ち着いている自分が居た。
ICUへの入り口が見えて、その手前の待合に大野くんと潤が居るのが見えた。
「大野くん、和は?どうなの?」
「大野くん、ごめん。大丈夫?」
しょーちゃんと同時に口を開いて、思わず顔を見合わせて笑った。
大野くんが殺気立った気がして、顔を引き締めた。
和のことは確かに心配ではあるけれど、和が処方されている薬では死には至らない。
それを知っているかいないかで、随分違うだろう。
僕としょーちゃんは知っていて、大野くんと潤はおそらく知らない。
大変だった。きっと。
「朝一度目を覚ましました。でもすぐ眠って、まだ」
「そうか…..。本当にごめん」
僕としょーちゃんがその場に居れば良かった。
けど。
昨夜は僕も、昨夜までは………。
「目が覚めたんだね。良かった」

しょーちゃんの言葉に、僕は頷いた。
きちんと目が覚めれば帰っていいと言われるだろう。
一度目を覚ましているのなら、安心だ。
何故こんなことになったのかという心配はあるけれど、それでも。
「面会時間終わっちゃうから、かずに会ってきてください」
「わかった。会ってくる。しょーちゃんは、ここで待ってて」
「うん。待ってるよ」

しょーちゃんの手をぎゅっと握ってから、僕はICUに入った。

リベラリズムの崩壊と二宮くんの勃興について

本日、茨城県にある親戚宅から帰ってきました。

大量の洗濯を済ませ、
やっとゆっくり…する間もなく、
近くに住む、別の親戚宅を訪問。
お盆なのでね…(^-^;)
そして…(* ´艸`)
いのちゃん、ケーキ作ってるかな~
と、コチラへ
親戚宅から徒歩圏内!

今さら…感が若干ありますが
ピチガのロケ地になります(^ー^)

私たち母娘で、キャッキャ?と
写真を撮っていたら、
支配人さん…らしき女性の方が
お店から出てこられました。

で、お声を掛けさせていただくと、
「どうぞ、店内もご覧になって下さい。」
とおっしゃり、私たち母娘を
店内へと案内して下さいました
支配人さん
「コチラの先が
 こう、泣き崩れたシーンですね。
 今はお客さまがお食事されているので、ちょっとご案内出来ないのですが…

     ▲このシーンですよね!!
支配人さん
「ムコウの台が
 ケーキを作ってるシーンですね。」
ちなみに、写真中央の白いとんがり帽子みたいなのは、ピザ焼き釜なのですが、
劇中では、イメージに合わせるために金色に装飾されたらしいです。

   ▲この台ですよ!!
支配人さん
「コチラをこう、駆け抜けたシーンで…
  あ、コチラから撮るといいですよ。」

ものすごくピチガに詳しい支配人さん
ものすごく嬉しい母娘
「DVDも10月、発売ですよね。」ともお話しされてました(^ー^)
その他、プチ情報として、

2階が控え室で、いのちゃんも
そこで休んでたらしい

そして、
コチラでの撮影は、
いのちゃんがめざましの
キャスターとして
初めて出演する前日だったらしい
いただいたパンフレット見たら、コチラのお店の定休日は水曜日でした。納得。
なのに、結構、遅い時間まで
撮影となってしまったそうです。
大変だったんだね…、いのちゃん。。。
「キャー?ε=ヾ(*~▽~)ノ
 いのちゃんが めざまし出た~」

って、朝から騒いでいた前日に
ココに居たってこと~
何か不思議…
ってか、こんな割と近くに居たの~!! 会いたかった~(ToT)

今度はぜひとも、お食事に来たいな~
と思わせる、
ホントにステキなお店と支配人さんでした
ランチなら、頑張れば…何とか手が出せるお値段です(^-^;)
支配人さん
「あ、ちなみに、コチラの系列のお店は、
 〝貴族探偵〟第1話のお嬢様のお屋敷
 として、撮影されたんですよ。
 それから、二宮くんの出ていた
 ドラマの撮影も…」

食事も取らない私たちに、
こんなに丁寧に対応して下さるなんて…
偶然にも、ランチタイム終了後のちょうどいい感じの時間帯に
訪れたという事もあったとは思いますが、

お忙しい中、
本当に本当にありがとうございました
必ずや、お食事目的に、また訪れます!!
ちなみに…
「映画(ピチガ)は何回、観ました?」と支配人さんに聞かれたのですが…
この質問をされたという事は… ひょっとして、支配人さんも…ジャニヲ○…
だって、質問の仕方…(^◇^;)
でもって、ピチガは1回しか観ていない母娘…、
「すみません…、1回しか観てないんです」と思わず謝るっていうね…
追記

娘の夏休みの宿題、
〝風の名前〟という
タイトルに見合う写真を撮る

を行うため、
茨城県を訪れた際、海へも行きました。
自宅も一応、湘南地区なので近くに海はあるんですけどね
一生懸命、構図を考え、
撮影している娘を撮影

空の青がキレイだったので、
娘を待っている間、私も撮影
地元・湘南の海より、波が荒いかな。。。
しかし、空って高いですよね~(^ー^)

あと、コレ?
親戚のお宅の畑にあるのですが、
なんか、丸っこいのがたくさんいて、
かわいかったので思わずパチリ

     どことなく、スーモ〟に似てません??

私ゴトのどーでも良い写真に
お付き合い下さり、
ありがとうございましたm(_ _)m

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